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古今東西のコラの演奏家たちを紹介してゆきたいと思います。

Toumani Diabate

現代最高のコラプレイヤーと言っても過言ではないでしょう。
1987年にロンドンにおいて録音された「KAIRA」というアルバムがモダン・コラ・スタイルとして世界に衝撃を与えて以来、コラという楽器を世に知らしめたのでした。
その奇跡の演奏を物語るかのように「KAIRA」には、下記のようなただし書きがあります。

“This recording was made entirely live and unaccompanied by Toumani Diabate.
There is no double-tracking and there is no accompaniment by another kora.”

Sidiki Diabate

Toumani Diabateの父であり、「コラの王」と称される。ガンビアからマリに移り住んだ。
数人のコラプレイヤーとともに録音した「Cordes Anciennes」(Ancient Strings)というCDは、それまで歌の伴奏という位置だったコラを、インストゥルメンタルの演奏のみで発表したことで、センセーショナルなものでした。
このサイトのAncient Stringsという名は、このCDからとらせていただきました。


Batourou Sekou Kouyate

上記の「Cordes Anciennes」に参加しているほか、「Et Sa Cora」というアルバムを発表しています。


Sunjul Cissoko

セネガルの南部、カザマンス出身のコラプレイヤー。今は亡きスンジュールですが、セネガルのみならず、西アフリカ全域に彼の名前は知られていたほど、巨匠という名がふさわしい演奏家でした。

Mamadou Doumbia

マリ出身、元サリフ・ケイタ・バンドのギタリスト。コラをはじめ、ンゴニなど各種弦楽器に精通する。マンディングの伝統音楽について豊富な知識を持っています。